「アジア留学生インターン 受入れ助成プログラム」2023年度第2回募集開始―受入れ希望団体の申請を受付中―

お知らせ

公益信託アジア・コミュニティ・トラスト(ACT)では、アジアからの留学生をインターンとして受入れ、体験学習の機会を提供する日本のNGO・NPO等の事業に助成する「アジア留学生インターン受入れ助成プログラム」(「アジア留学生等支援基金」助成事業)*の2023年度(第2回)の助成対象となる団体からの受付を行っています。受入れ団体からの助成申請書の提出締め切りは、2023年12月1日(金)でしたが、 12月8日(金)に延期させていただきます。但し、ACT事務局がインターン候補生をご紹介し、調整させていただく必要がありますので、申請書を早目に(できれば12月5日までに)ご提出していただければ幸いです。

                                                    

なお、本プログラムでは、受入れ団体とインターンを希望する留学生の紹介を行っています。

  • インターンとして受け入れたい留学生(対象となる出身国は募集要項をご覧ください)を自団体で特定される場合は、団体登録をする必要はありません。

申請団体向け募集要項、助成申請書フォーム(ダウンロード)

2023年度(第2回)募集要項(PDF)
2023年度(第2回)助成申請書フォーム(Word)
2023年度(第2回)申請事業 予算書フォーム(Excel)
インターン候補の留学生の概要(Word)

インターン候補者紹介の流れ

  1.  貴団体を選んだ留学生を、順次ご紹介します。ACT事務局から事前に貴団体に事前の連絡がないうちに、留学生から直接貴団体に連絡があった場合は、ACT事務局までお知らせください。
  2. ACTがご紹介した後は、貴団体と希望留学生で連絡を取っていただき、希望する留学生とオンラインまたは対面により面接・検討し、インターンの活動内容や実施スケジュールなどを決めてください。なお、事情により、ご希望に沿えない場合がありますので、予めご了承ください。

本助成事業の趣旨

2012年1月に設定された「アジア留学生等支援基金」(以下、「本基金」とする)は、日本の大学に在籍するアジアからの留学生(正規の大学生・大学院生)が日本の民間非営利組織におけるインターンシップを通して、大学では得られない経験-日本社会の新しい動きや課題に取り組む現場での体験、地域社会の人々との直接的な交流等-をし、日本理解を深め、そして将来、留学生がインターンシップで習得した知見または技能を母国の社会で活用し、社会開発事業等の発展に資することを目的としています。これまでに、アジア15ヶ国と地域からの留学生159名が、95団体でインターンを経験しました(2023年4月現在)。
本基金の目的に基づき、ACTは、アジアからの留学生(大学生・大学院生)をインターンとして受入れ、体験学習の機会を提供する日本の市民組織(NGO/NPO)その他民間非営利組織の事業を助成します。

(参考)

2012~2022年度の受入れ留学生に関するデータ

2012~2022年度の受入れ団体に関するデータ

助成対象団体

対象団体は、次の要件を満たすものとします。

  1. 社会開発等の公益活動に従事する国内の民間非営利組織であること。
  2. インターンを受入れ、新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じた環境において指導する体制があり、かつ、感染拡大に伴う緊急事態宣言もしくはまん延防止等重点措置の発令期間中は在宅での業務および指導を行う体制があること。
  3. 団体としての活動実績が3年以上あること。
  4. (連続あるいは通算)3年(回)以上、本「アジア留学生インターン受入れ助成プログラム」から助成を受けていないこと。
  5. 反社会的勢力ではないこと(法人の場合は、当該法人の役員等を含みます)。

助成対象事業

本基金は、アジアの開発途上国(DAC援助受取国*1)から日本に留学し、日本の大学に在籍する留学生(正規の大学生・大学院生)を対象に、NPO/NGO等の民間非営利組織が実施する社会開発事業等におけるインターンシップ・プログラムを対象とします。対象となる留学生は原則、1人/団体です。

*1:アジアのDAC援助受取国は、カンボジア、ネパール、バングラデシュ、東ティモール、ブータン、ミャンマー、モルディブ、ラオス、パキスタン、ベトナム、インド、インドネシア、スリランカ、タイ、中国、フィリピン、モンゴル、マレーシア。(「アジア」は外務省の分類に基づく)

助成対象期間

助成対象期間は、インターンシップ の実施期間の長短にかかわらず、2024年1月22日から2024年5月31日までとします(助成金の交付は2024年1月12日までに行われる予定です)。なお、インターンの助成対象日数は、最少15日、最大40日とします(例:週3日で10週(約2.5ヶ月間)も可能)。なお、大学の長期休暇などで連続して実施する場合の休日は除きます。

助成額(1件あたり)

1件当たり15~45万円程度(募集枠15~30団体、助成可能額 最大500万円(2023年度)を目安とする)。
助成対象となる経費の詳細については、募集要項(PDF)をご確認ください。

申請手続き

ACT所定の助成申請書フォームに沿って必要事項をご記入いただき、下記の書類を添付してACT事務局宛に郵送で提出して下さい。そして同時に、申請書と予算書のデジタル・データもEメールにてACT事務局までご提出ください。

【提出書類】
1. 助成申請書および事業予算書(本ページの冒頭部からダウンロードしてください)
2. インターン候補の留学生の概要(本ページの冒頭部からダウンロードしてください)
3. 団体定款または会則
4. パンフレット、団体の目的・活動内容を紹介した資料
5. 直近の団体の活動・決算報告書(年次報告書可)

申請書の提出期限

2023年12月8日(金)※押印済の原本とデジタル・データを両方提出
(押印済)原本の提出期限:2023年12月8日(金)消印有効
デジタル・データは、2023年12月8日(金)必着(日本時間)。応募書類は返却しませんので、予めご了承ください。

助成事業の選考

2023年12月に予定されている公益信託アジア・コミュニティ・トラスト(ACT)運営委員会によって審議、決定されます。

結果の通知と助成条件書の交換

2023年12月28日までに、選考の結果を通知します。助成決定が決定した団体には、助成条件に関する助成決定通知書を発行します。

助成対象団体が遵守すべき事項

原則として、インターン受入れ期間が4ヶ月以上の場合、事業開始から4ヶ月が経った時点で、それまでの活動内容についての実施進捗報告書(インターンの指導活動報告書、会計報告書、インターン報告書)を提出していただきます。インターン受入れ期間が4ヶ月未満の場合、中間報告の提出は不要ですが、インターンシップ終了後2ヶ月以内に完了報告書(インターンの指導活動報告、会計報告、写真報告)とインターン日報を提出して下さい。

関連リンク

2021年度アジア留学生インターン受入れ助成プログラム(ACT年次報告書2021)

2019年度助成事業報告会