よくある質問

Q: 公益信託アジア・コミュニティ・トラスト(ACT)は、法人ですか。

A:ACTは公益信託であり、法人ではありません。「公益信託」は「信託」のため法人格は無く、受託者(信託銀行) が実施主体となります。個人や法人の資金を公益活動に活用するという点で、財団法人とほぼ同様の社会的機能を果たしていますが、独自の事業所等も不要であり、運営資金が比較的低廉で済むという特徴があります。

Q: 資産の寄付にあたって「プランドギビング」(特定寄付信託)という言葉を耳にしますが、ACTとの違いを教えてください。

A:「プランドギビング」は、社会貢献活動に取り組む団体への寄付を目的とした信託商品です。公益信託とプランドギビングには「寄付先の活動について報告が受けられる」、「税制上の優遇措置が適用される」といった共通のメリットがあります。これに加え、ACTには、次の独自の特徴があります。

  • 特別基金の名称にご希望を反映することができ、お志が末永く記念されます。
  • ご希望の事業分野や国・地域に沿った事業を、経験豊かな「事務局」が現地に赴き調査・発掘し、専門家で構成される「運営委員会」が助成先を選定します。
  • 助成事業決定後には、「事務局」が責任をもってモニタリング・報告をします。
  • ACT に寄せられたご寄付は、受託者である信託銀行4社が厳正に管理・運営し、主務官庁(外務省)の検査・監督や信託管理人による監査を受けます。このため、財産の保全や適正な事業運営が保証されています。
  • Q: 特別基金を設定する場合でも、税制上の優遇措置を受けられますか。

    A:はい、税制上の優遇措置の対象となります。詳しくは、こちらをご覧ください。

    Q: アジアの開発途上国についての知識がなく、支援(助成)をする対象について具体的なイメージがありません。事前に相談することはできますか。

    A:はい、ご相談を承ります。特別基金の設定をお考えで、どのような分野、国、人々を支援されたいか具体的に決まっていない場合でも、お気軽にご相談ください。最新の現場の状況や現場のニーズなどをご説明し、ご希望に沿った支援プランをご一緒に考えます。詳しくは、事務局または受託者までご連絡ください。

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